見学ネタが続きます(和田山高校)
2022/08/25| スタッフブログ
8/19に和田山高校の学生さんが会社見学に来てくれました
例年では製造部の部長・課長が主体となり工場見学を行い
若手社員で学生さんの質疑応対という形を取っていましたが
新しい試みとして工場見学から質疑応対まで全て若手社員にやってもらいました。
一応サポート役として先輩社員がペアを組みましたがあくまでも主体は若手社員で。
事前に概要説明だけ行い、後は任せたで!と投げてみました。
かなり心配しておりましたがいざ始まると杞憂でした。
自分達で工程のことをメモして質問に対しても自分なりの答えを用意して
滞りなく会社見学というミッションをクリアしてくれました。
従業員教育の在り方は時代の変遷と共に劇的に変わっているものですが
マニュアルを作り全てその通りに、というやり方はミスが少なく誰でも同じことができるという利点もあるのですが
自主性を奪ってしまう可能性もあるなと思いました
教育はこうすべきだという正解は人によるし環境にも左右される側面が多く
今回は任せてみることで若手社員の可能性が開けた気がしました
任せる側もただ丸投げにならないよう準備とケアが求められますし任せる責任もあります
一方通行にならないように教育される側として今後どうありたいか、どうなりたいか考えてもらい
教育する側もどうなってほしいか、どう教えていくつもりか
相互理解の上に成り立つ従業員教育を考えるいいイベントとなりました。
誰かがやってくれるだろうではなく
自分がやらなければならないと思う事で他人が少しやってくれるだけで感謝の気持ちも出てくることと思います。
自分自身忘れてしまう事も多々ありますので戒め、備忘録としてブログを残します。
和田山高校 学生の皆様、先生方
市役所の皆様
和田山精機 若手社員、サポートして頂いた先輩
ありがとうございました
Matsumoto